雨の日曜日、午前8時半から「水無神社」にて藤倉山(標高653m)の閉山式が行われました。 今日は三瀬地域内では「えびす会の釣り大会」「子どもの7つ祝い行事」「1地区と2地区の研修会」「にこにこ公園の芝生貼り作業」と活動その他目白押しでした。 こちらが水無神社。 あまり知られていないようですが、歴史は古く、高速道路の近くにあります。
論より写真、こちらが水無神社の案内です。
閉山祭に先立って、藤倉山ブナ林保存会の斎藤吉蔵会長より「安全に配慮しつつ、雨は雨で楽しみましょう!」との挨拶がありました。
気比神社 権禰宜の石塚直士さんにより神事が進められていきます。
最後に参加者の集合写真。 荘内銀行三瀬支店などにもそのうち展示されます。
さて、一般の参加者は登山道から藤倉山の山頂をめざし出発されました。 菊地勝春リーダーの先導です。 だめ管理人は、昨夜からの体調不良により登山を断念し、往復数十分の藤倉山の源流と一本杉へ向かいます。
分かれ道です。 皆は左側に行ったあと。私は右側に。
徒歩5分ほど、確かに200mほど先の源流に向かいます。
「三瀬の奥入瀬渓流や!」という人も、いるとかいないとか。
天気がいい日は、もっとテンションも上がるのですが。 沢沿いに歩いて進みます。 ここだけ目当ての人は、登山靴より長靴でいいと思います。
はい、これが現在の源流です。 岩と木の根の間からと言うか、ここから地表に水が出ています。 以前はもう少し上流にあったそうですが、そこには以前は流れていたであろう跡はあるものの、もう流れてはいないそうです。 とにかく、これが水無川の源流です。 ちなみに山形大学農学部の江頭先生に以前みせてもらった水無地区の江戸時代の地図を見ると、「水無」ではなく「水梨」とありました。 本当は梨が多かったのでしょうか。諸説あると思いますが。
「三瀬の奥入瀬渓流や!」とだめ管理人も言ったとか。
源流から、さらに10メートル程?上った場所に、藤倉の大杉があります。 上に向けた時点でレンズが水滴に濡れ…。
この木の根元、岩の陰にも小さな祠があります。 水源に祠を建て祀る。気比神社の「お池様」同様、昔から、この地域の農業にとって大事な水源だったのでしょう。
たまには、晴れの日ばかりでは無く雨が降る山の中もいいかも知れません。